髪を白くするシャンプー(ムラシャン)について知りたい人
・髪を白くするシャンプーはありますか?
・白髪(しろかみ)にするやり方は?
・白髪(しらが)にも効果はありますか?
・オススメのムラシャンは?
ムラシャン(紫シャンプー)が好きな美容師
白髪には
・しろかみ
・しらが
というの2つの読み方があります。
このページは「しろかみ」についての解説をします。
最後に「しらが」についても少しだけ触れます。
本記事は特にこんな人にオススメです。⬇︎
- 髪を白くするムラシャン(紫シャンプー)について知りたい
- とりあえず、髪を白くしたい
- ムラシャン(紫シャンプー)で髪が白くなる仕組みが知りたい
このブログを書いているのはこんな人。
・ムラシャン(紫シャンプー)について詳しい
・自分自身も髪を白くする事がある
・表参道(青山)で10年ほど美容師をしています
今回は、そんな僕が「髪を白くする紫シャンプー(ムラシャン)」について徹底解説します。
早速ですが、本記事の結論はこちら。⬇︎
- ムラシャン(紫シャンプー)だけで髪を白くする(しろかみにする)事は可能
- ムラシャンで白髪(しらが)は染める事ができません。
順番に解説していきたいと思います。
【簡単】ムラシャンだけで髪を白くする方法
さっそくですがムラシャンで白髪にするのは簡単です。
大きく2つのステップだけです。⬇︎
- ブリーチする(18トーン以上)
- 青みのムラシャンを使う
この2ステップだけで髪を白くする事が可能です。
順番に解説していきます。
①ブリーチする(18トーン)
1つ目のステップは【ベース作り】です。
ムラシャンで白髪にするには、18トーン以上に明るくする必要があります。
上の画像の真ん中の毛束が18トーンです。
ここまで行けば、ムラシャンで髪を白くする事が出来ます。
ブリーチをする上でのポイントはこの3点です。⬇︎
- ブリーチ2回以上
- ケアブリーチ
- 均一にブリーチする
簡単に見ていきます。
ブリーチ2回以上
もちろん髪質や現状の明るさにもよりますが、18トーンを目指すなら最低でもブリーチ2回は必要になります。
人によっては3〜4回は必要です。
ここはダメージとの戦いになります。
ちなみに、このような人はブリーチが難しい可能性もあります。⬇︎(担当の美容師さんに相談して下さい。)
- 既に髪のダメージが大きい
- 縮毛矯正(ストレートパーマ)をしている
ケアブリーチ
白髪を目指すなら、どれだけブリーチのダメージを抑える事が出来るかが勝負です。
ちなみに、近年ホワイト系カラーがブームになったのはこれらの登場による影響が大きいです。⬇︎
- ケアブリーチ
- ケアカラー
ブリーチ2回以上をするなら【ケアブリーチ】は必須です。
均一にブリーチする
ムラシャンで白髪にするには、ブリーチが均一にされている必要があります。
ハイトーンになればなるほど色ムラが出やすいので注意して下さい。
②青みのムラシャンを使う
ブリーチでキレイな18トーンになったら、あとはムラシャンを使うだけです。
とはいえ、どのムラシャンでも良いわけではありません。
ムラシャンはメーカーによって、この2つの違いがあります。⬇︎
- 濃さの違い
- 色素の違い
濃さの重要性は分かりやすいと思いますが、ムラシャンで白髪を目指すなら、色素の違いも重要です。
簡単に言うと、ムラシャンにはこの2つがあります。⬇︎
- 青みのムラシャン
- 赤みのムラシャン
白髪にしたいなら青みのムラシャンをオススメしています。(具体的に、どこのムラシャンが良いかは後ほどご紹介します。)
同じムラシャンでも色々あるんですね。
そうなんです。
この画像を見ればムラシャンにも色々ある事が分かるはずです。⬇︎
参考記事
・【最強】N.(エヌドット)のムラシャンが優勝【ムラシャン王座決定戦】
緑になる人は赤みのムラシャンを
(上でも書きましたが)基本的には、ムラシャンで白髪にしたい場合は【青みのムラシャン】がオススメです。
ただ、ベースの色によっては髪が緑になってしまう場合があります。(ベースの黄色がブリーチで抜け切れていない影響です。)
その場合は赤みのムラシャンを使っても良いでしょう。
詳しくはこちらもどうぞ。⬇︎
・ムラシャンを使ったら髪が緑に?ムラシャンの悲劇第3段とオススメのムラシャンの種類は?
ムラシャンは適切に使う
いくら、ベースがキレイで良いムラシャンを使っても使い方が悪いと白髪にはなりません。
適切な使い方で使うようにしましょう。(ムラシャンの使い方については下で解説します。)
ムラシャンだけで白髪(しろかみ)をキープできます。
ここまで、ムラシャンで白髪にする(髪を白くする)方法を解説してきました。
言い方を変えると、ベースが18トーン以上明るければムラシャンだけで白髪をキープする事も出来ます。
もちろん、リタッチ(根元)部分は伸び続けます。
いずれブリーチの必要が出て来ますが、それまではムラシャンだけで白髪を楽しむ事が出来ます。
白髪(しろかみ)にするのにオススメなムラシャン2選
上で書いたように、ムラシャンで白髪にするには使用するムラシャンの種類が大切になります。
ここでは、僕がオススメするムラシャンの中でも白髪キープにオススメな2つのムラシャンをご紹介します。
それがこちらです。⬇︎
- エヌドット
- グッバイイエロー
どちらもオススメですが、基本的にはバランスが良いエヌドットが良いです。
とにかく色素が濃い方が良いという人はグッバイイエローでも良いでしょう。
どちらも青みのムラシャンなので是非チェックしてみて下さい。⬇︎
白髪(しろかみ)にならない場合に注意する事
最後は、ここまでの復習も踏まえて、ムラシャンで白髪にならない場合に注意することについて解説していきます。
結論から。⬇︎
- トーンが暗い(18トーン以下)
- ムラシャンの使い方が悪い
①トーンが暗い(18トーン以下)
ベースの黄色が強すぎるとムラシャンだけでは白く出来ません。
そもそも、紫シャンプーの紫の効果は黄色を消すことです。
しかし、カラー剤のような濃い紫が入ってる訳ではありません。
薄ーい黄色(18トーン以上)ならムラシャンだけでもケアが可能です。
②ムラシャンの使い方が悪い
2つ目のポイントはムラシャンの使い方です。
ムラシャンは使い方でも効果の差が出ます。
せっかく使用するなら効果的な使い方をしたいですね。
ムラシャンの使い方のポイントはこのあたりです。⬇︎
- 放置時間
- 使用するムラシャン
- 使用頻度
使用するムラシャンの種類については、上の2種類(エヌドットかグッバイイエロー)なら問題無いです。
- 放置時間はベースにもよりますが5分前後
- 使用頻度は基本的に毎日がオススメです。
ムラシャンの使い方に関してはこの辺りのブログを参照してください。⬇︎
・紫シャンプーとは?紫シャンプーの効果や使い方を美容師が解説します。
白髪(しろかみ)についての情報はここまでです。
最後に簡単に白髪(しらが)とムラシャンの関係を見ていきたいと思います。(しらがとムラシャンに関してはまた別ページで詳しく書くのでここでは簡単に。)
白髪(しらが)はムラシャンで染めれません。
結論から言うと、白髪(しらが)を染めるほどの濃い色素はムラシャンにはありません。(少し黄ばみを飛ばす程度なら可能ですが。)
どうしてもならムラシャンではなくブラウンシャンプーがオススメ
最近は色々なカラーシャンプーがあります。
シャンプーしながら白髪に色を入れる「ブラウンシャンプー」なんかもあるみたいです。⬇︎
まとめ
今回は、白髪とムラシャンについて見て来ました。
シャンプーだけで髪を白くキープできるなんて素敵な時代です。(笑)
白髪についてはこちらもどうぞ。⬇︎
・ホワイトアッシュ、ホワイトヘア、シルバーヘアにしたいメンズが急増中!
ムラシャンについてはこちらのブログをどうぞ。⬇︎
・【結論】ムラシャンは金髪にも効果あり。だけど限界もある。
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それではまた♡
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