ブリーチなしで10トーンのグレージュに染めたい人
・グレージュってブリーチなしでも可能ですか?
・10トーンくらいのグレージュに染めたいんだけど…
・(ブリーチなし)グレージュの色落ちはどんな感じ?
(ブリーチなし)グレージュが得意な美容師
このブログでは、これらについて解説しています。⬇︎
・【ブリーチなし】グレージュ(10トーン)はこんな髪色
・ブリーチなしで「10トーングレージュ」に染めるポイント
・(ブリーチなし)グレージュの色落ち「赤み」に注意
このブログは、特にこんな人にオススメです。⬇︎
- 10トーンくらいのグレージュに染めたい
- 出来ればブリーチなしで染めたい
- 色落ち(色持ち)についても気になる
このブログを書いているのはこんな人
・(ブリーチなしの)グレージュが得意
・(ブリーチありの)グレージュも得意(笑)
・表参道で10年以上働く(フリーランス)美容師
今回は「明るめ(10トーンくらい)のグレージュ」はブリーチなしでも可能?という件について解説していきます。
「ブリーチなしでグレージュに染めたいけど、どれくらいまで染まるか知りたい」という人は必見です。
【ブリーチなし】グレージュ(10トーン)はこんな髪色
早速ですが、ブリーチなしでも10トーンくらいのグレージュは可能です。
例えば、この方もブリーチなしで染めています。⬇︎
「ブリーチなし」でも、ここまで透明感が出るんですね。
もちろん「ブリーチあり」の方がキレイなグレージュになるのは間違いないですが、これくらいまでなら「ブリーチなし」でも染める事ができます。
なるほど!!
ブリーチはダメージが心配だから、ナチュラルなグレージュに染めたい人はブリーチなしでも良さそうですね。
全ての人がブリーチなしで「グレージュ」に染めれる訳では無い
お伝えした通り、ブリーチなしでも10トーンくらいのグレージュに染める事は可能です。
とはいえ、誰でも可能という訳ではありません。
例えば、黒染めや白髪染めのような、色素が濃いカラーをしている(していた)人は10トーンくらい明るいグレージュにするのは難しいかもです…。
なるほど…。
その場合は「ブリーチあり」で染めるのを検討していく感じですね。
その通り!!
特に「ブリーチなし」でグレージュにしたい場合は、これまでの履歴が超重要になるので、担当の美容師さんとしっかり相談して決めてください。
※表参道までご来店が可能な人はページ下からLINEください。笑
10トーンのグレージュに染めるなら、ベースは10トーン以上に
ブリーチなしで「10トーン」くらいのグレージュに染めたい場合は、まずは髪のベース(色を入れる前の髪色)を10トーン以上に明るくする必要があります。
ヘアカラーの色素が入るとトーンが下がる(暗くなる)ので(ある程度は)染めたいトーンより明るくしておくのが重要です。
染め方によりますが、10トーンのグレージュにしたいなら、ざっくり2トーンくらい余裕をもって「12トーン」くらいを目指せると良いかと思います。
「12トーン」ってどれくらいですか??
こちらが髪の明るさを表したチャートですが、この画像の中段の右から2番目が12トーンです。⬇︎
※10トーンは中段、真ん中です。
結構明るいですけど、これはブリーチなしでも行けるんですか??
お伝えした通り、黒染めや白髪染めがある人は難しいですが、基本的には12トーンくらいまでなら(ブリーチなしでも)明るくする事が可能です。
それでは、次は実際にブリーチなしでグレージュの10トーンに染める方法(注意するポイント)を解説していきます。
ブリーチなしで「10トーングレージュ」に染めるポイント
早速ですが「ブリーチなしでグレージュに染める方法と注意点」をご紹介していきます。
工程的にはこの2ステップです。⬇︎
- ベースを明るくする(目標12トーン以上)
- グレージュを入れる(10トーン以下がオススメ)
1つずつ解説していきます。
①「ベースを明るくする(目標12トーン以上)」
まずは、グレージュを入れる為に(ある程度)ベースを明るくする必要があります。
10トーンにするには、12トーンくらいまで明るくするのが良いんでしたよね?
その通り!!
そして、ベースを明るくする方法はざっくり2つです。⬇︎
- カラー剤の1番明るいものを使う
- ヘアカラーを継続して、少しずつ明るくしていく
上の方法なら、地毛や黒髪からでも(ブリーチなしダブルカラーで)1日で染める事も可能です。
じっくり時間をかけてグレージュに出来る人は下の(ヘアカラーを繰り返す)方法もオススメです。
確かに、ヘアカラーを繰り返している人の髪って、かなり明るくなっているイメージです!!
そうなんです!!
もちろん染め方(使用するカラー剤)にもよりますが、ヘアカラーする度に、少しずつ髪の色素を削っていけば、ブリーチなしでも、これくらいも明るくする事も可能です↓
ここまで明るくなっていれば、綺麗にグレージュが入りそうですね!!!
そうなんです!!
ベース作りはヘアカラーの命です!!
②「グレージュを入れる(10トーン以下がオススメ)」
ベースが明るくなったら10トーンのグレージュを入れていきます。
とはいえ、残念ながらブリーチなしの場合は色落ちが早いので、理想の明るさ(10トーン)より濃いめ(暗め)に染めておくのがオススメです。
逆に言うと、濃いめに入れれば入れるほど色持ちが良くなるので、可能な限り濃いめにするのがオススメです。
個人的には、これくらい入れるのがオススメです。⬇︎
ベースの明るさや使用するカラー剤にもよりますが、これくらい濃く入れても色落ちしてくると10トーンくらいになるので、長く楽しむ事が出来ます。
長持ちさせたいなら(可能な限り)濃いめに染めておくのが良さそうですね!
(ブリーチなし)グレージュの色落ち「赤み」に注意
ここまでブリーチなしで「10トーングレージュ」に染める方法について解説してきましたが、残念ながら「ブリーチなし」のカラーは色落ちが早い(場合が多い)です。
そして、ブリーチなしでカラーをする場合は、いかに髪の「赤み」を打ち消すか?が重要です。
赤み?
はい!!
先程のチャートをもう一度。⬇︎
ブリーチなしのグレージュの場合は、大半が中段の茶髪のどれかになるはずです。
確かに赤いですね…。
繰り返しになりますが、ブリーチなしのカラーの場合は、いかに、この「赤み」を打ち消すかが重要になります。
という事で、最後に(ブリーチなし)グレージュの色持ちを良く、色落ちをキレイにする為のポイントを解説していきます。
ブリーチなしグレージュの「色持ちを良くする方法」
結論からお伝えします。
ブリーチなしグレージュの色持ちを良く、色落ちをキレイにしたいなら、これらのポイントが重要です。⬇︎
- カラーシャンプーを使う
- 色落ちリスクをとことん避ける
- グレージュを継続する
1つずつサクッと解説します。
①「カラーシャンプーを使う」
グレージュの色持ちを良くしたいなら(ブリーチなしでも)カラーシャンプーの使用をオススメします。
お伝えした通り、ブリーチなしのグレージュは「赤み」が出やすいので、赤みを抑える事ができる「シルバー」や「アッシュ」の色素が入ったシャンプー、トリートメントがオススメです。
この辺り⬇︎
カラーシャンプーやカラートリートメントは色持ちが良くなるだけでなく、色落ちをキレイにする効果もあるので、ぜひ使用してみてください。
②「色落ちリスクをとことん避ける」
ヘアカラーの色持ちを良くしたいなら、これらには注意してください。⬇︎
- 海水
- 温泉
- プール
- 紫外線
細かいことを言うと、洗浄力の強いシャンプーなども色落ちを早めてしまうのでカラー用のシャンプーがオススメです。
③「グレージュを継続する」
ヘアカラーというのは「継続」も重要です。
色落ちして髪色が明るくなるたびに、同系色のカラーを入れていくと色の入りが良くなったり、色持ちが良くなる事もあります。
もちろん、染め方にもよるので、いずれにせよ担当の美容師さんと相談しながらヘアカラーを楽しむようにしましょう。
(ブリーチなし)グレージュの色持ちを良くする方法
- カラーシャンプーを使う
- 色落ちリスクをとことん避ける
- グレージュを継続する
【結論】ブリーチなしでも(10トーン)グレージュは可能「ホームケアも頑張ろう」
今回は「10トーングレージュ」はブリーチなしでも可能?という件について解説してきました。
お伝えした通り、髪の状態やこれまでのカラー履歴次第ではありますが、ブリーチなしでもある程度のグレージュは可能です。
いずれにせよ、色持ちのケアも含めてグレージュの髪色を楽しんでみてください。
最後に少し宣伝です。笑
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それではまた!!
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