【ホワイトアッシュ】ブリーチなしでも可能?「美容師が解説」

ホワイトアッシュ

ホワイトアッシュ(ブリーチなし)にしたいメンズ

・ホワイトアッシュはブリーチなしでも出来ますか?
・やっぱりブリーチ必要ですか?

 

ホワイトアッシュが得意な美容師

このブログでは
・ホワイトアッシュはブリーチなしは難しい
・ホワイトアッシュ「ブリーチなし」では出来ない理由
・ホワイトアッシュの染め方
これらについて解説します。

 

本記事は特にこんな人にオススメです。⬇︎

  • ホワイトアッシュ(ブリーチなし)にしたい
  • メンズホワイトアッシュのやり方が知りたい(美容師さんも)

 

このブログを書いているのはこんな人

マキヤマといいます。

・ホワイトアッシュのヘアカラーが得意
・ハイトーンスタイルが得意
・表参道で10年ほど美容師をしています。

 

今回はそんな僕が「ホワイトアッシュはブリーチなしでは難しい」という件について解説していきます。

何を隠そう、自分自身もずっとホワイトアッシュにしていたのでその辺りも踏まえて解説します。⬇︎(目の充血はスルーしてください。笑)

 

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ホワイトアッシュ「ブリーチなし」は難しい

さっそく結論から。
ホワイトアッシュはブリーチなしでは不可能です。

地毛がブロンドでもない限りブリーチは必須になります。
特に日本人は地毛が黒い人が多いのでホワイトアッシュはブリーチなしでは厳しいです。

 

 

ホワイトアッシュはブリーチなしで出来ない理由

なぜブリーチなしではホワイトアッシュに出来ないんですか?

それではホワイトアッシュはブリーチなしで出来ない理由を深掘りして見ていきます。(ここはメンズに限らず必見です。)

 

 

ホワイトアッシュの目安は18トーン

ホワイトアッシュにするには髪のベースの明るさを18トーン以上にする必要があります。

18トーンはこれくらい(真ん中の毛束)です。⬇︎

これくらいの明るさがないと「ホワイトアッシュ」などホワイト系カラーにするのは難しいです。

これは画用紙と絵の具の関係に近いです。

どういう事ですか?

・黒い画用紙に薄い絵の具を塗っても色が付かない
・白い画用紙なら薄い絵の具も色が付く(つきやすい)

という事です。

なるほど!
だからホワイトアッシュにするには画用紙(髪)を明るくする必要があるんですね!

その通りです!
そして髪(画用紙)を明るくするにはブリーチが必要です。

これがブリーチなしではホワイトアッシュが難しい理由です。

逆に言うと、地毛が18トーン以上のブロンドの人はブリーチなしでもホワイトアッシュに出来ます。

地毛がブロンドとかほんと羨ましいですよね。笑

その時点で勝ち組です。w

 

 

16トーン以上は「ブリーチなし」では難しい

日本人の場合、ブリーチなしで18トーンにする事は難しいです。
ヘアカラーの1番明るい色を使ったとしても15トーンくらいが限界です。(もちろん個人差はありますが。)

上で説明した様に、18トーン以下ではホワイトアッシュには出来ないのでブリーチは必須になります。

 

 

基本はブリーチ回数2回〜

ブリーチ1回すればホワイトアッシュに出来ますか?

実は、これは難しい質問です。

人によってはブリーチ1回で白っぽい感を出す事は出来ます。
とはいえ、すぐに色落ちしてしまったり、微妙な感じになってしまう事が多いです。

ホワイトアッシュなどのホワイト系カラーにするには、基本はブリーチ2回が良いです。

もちろんブリーチ回数は多ければ多いほど良いです。
ただダメージの観点から言うと2〜3回くらいが良いです。(多くても4回まで。)
しかし、髪のダメージの出やすさ、明るくなりやすさは本当に個人差が大きい部分なです。

ホワイトアッシュにするには、基本はブリーチ2回前後と理解すると良いでしょう。(やはりブリーチなしでは難しいです。)

 

 

メンズがホワイトアッシュに向いてる理由

ホワイトアッシュはブリーチなしでは難しいという事は分かりました。

それでは、次に「メンズにホワイトアッシュが向いている理由」を3つ紹介します。

先に結論から。それがこちら。⬇︎

  • 短髪はダメージが蓄積しにくい
  • 少しダメージが出た方がスタイリングしやすい
  • 短期間でも楽しめる

簡単に解説します。

 

短髪はダメージが蓄積しにくい

メンズは短髪が多いです。(もちろん長髪の人もいますが。)

短髪とホワイトアッシュの相性は最高なんです。

この後「ホワイトアッシュのやり方」でも解説しますが、短髪の方がダメージの蓄積が少なく、これまでの施術の影響を受けにくいです。

メンズこそホワイトアッシュを楽しみましょう!!

 

 

少しダメージが出た方がスタイリングしやすい

さらに、メンズの場合はある程度ダメージがあった方がスタイリングがしやすいという利点もあります。(もちろんすべての人がそうでは無いですが。)

特に髪が硬くて強い人は、良い具合に柔らかさが出て扱いやすくなると思います。

 

 

短期間でも楽しめる

女性の(髪が長い)場合は、今ある髪の毛が全て生え変わるまでに4〜5年は余裕でかかります。(ロングの人はそれ以上)
その点メンズ(長髪の人を除く)の髪は1年(〜2年)くらいあれば生え変わります。

だからこそ、短期的に髪を染めたいというメンズでも「ホワイトアッシュ」はオススメです。

 

 

ホワイトアッシュのやり方

(何の写真!?笑)

・ホワイトアッシュは「ブリーチなし」では出来ない

・メンズにこそホワイトアッシュがオススメ
これらの事は分かりましたが、染め方も知りたいです。

それでは次に「メンズホワイトアッシュのやり方」について解説していきます。
工程的にはこの様な流れです。⬇︎

  • ホワイトアッシュに出来る状態かチェック
  • ブリーチをする(1日2回まで)
  • 黄ばみを飛ばすカラー(紫系)を乗せる
  • 紫シャンプーをする

順番に解説します。

 

ホワイトアッシュに出来る状態かチェック

まずはホワイトアッシュに(ブリーチ2回くらい)する事が可能かチェックします。
数年以内にこれらの施術履歴がある人は難しいかもです。⬇︎

  • 黒染め
  • 白髪染め
  • パーマ
  • ストレートパーマ

髪の長さにもよりますが、メンズの場合は1〜2年くらいの周期で考えてください。(長髪のメンズの場合はもっと長く)

 

黒染め・白髪染め

黒染めや白髪染めはブリーチをしていく工程でその色素が邪魔になります。
18トーン以上に明るく出来ない事も考えられます。

黒染めや白髪染めの部分が無くなるまで伸ばす方が良いかもですね。(もしくはその部分を切って短髪にしてから染める)

 

 

パーマ・ストレートパーマ

パーマやストレートパーマに関してはダメージの心配が出てきます。
ホワイトアッシュにするにはブリーチ2回が目安ですが、ブリーチはパーマやストレートパーマとの相性があまり良く無いです。(ダメージのムラが出来てしまう。)
という事で、基本的にはパーマやストレートパーマをしている場合はブリーチしない方が良いかもです。

それでも、どうしてもやりたい人はこちら(インスタグラム)に直接ご連絡ください。
髪の状態次第では施術可能かもしれません。

 

 

ブリーチをする(1日2回まで)

上記の条件をチェックしたらブリーチをして髪を明るくしていきます。

ブリーチは1日に何回ま出来ますか?

その質問はよく頂きます。
基本的にはブリーチは1日2回までがオススメです。

3回以上ブリーチする事も不可能では無いですが、体力的にも、頭皮へのしみやすさ的にも多くてもブリーチ2回までがオススメです。(それ以上やりたい場合でも、1週間くらいは空けてがオススメです。)

メンズの場合、我慢しますと言ってくださる人が多いですが、そこは慎重に進めたないと「仕上がりにも影響する」ので僕も全力で止めさせて頂きます。笑

 

 

黄ばみを飛ばすカラー(紫系)を乗せる

薄い金髪(18トーン以上)までいったら「黄ばみを飛ばすカラー」を入れて「ホワイトアッシュ」にします。

黄ばみを飛ばすカラーとは「紫系のカラー」です。
黄色をうまく飛ばすカラーをする事でキレイなホワイトアッシュが入ります。

この様にキレイなホワイトアッシュになります。⬇︎

カラー剤の配合は企業秘密です。(そもそも入れる色は髪の状態にもよります)

 

 

紫シャンプーをする

メンズのホワイトアッシュは比較的キープしやすいです。(女性やロングヘアの場合に比べて)

ホワイトアッシュにする場合に必ず必要なのは「紫シャンプー」です。
黄ばみが出てこない様に、日々のシャンプーでも黄ばみ対策をするんです。

 

ちなみに、(短髪の)メンズのホワイトアッシュには「グッバイイエロー」という紫シャンプーがオススメです。
もちろん僕も愛用してます。

ロングヘアの人だと色素が濃く入りすぎて、色ムラになってしまう可能性もあります。
短髪メンズには良い感じの濃さです。

とにかく、メンズのホワイトアッシュに紫シャンプーが必須です。(ロングヘアの人にはエヌドットがオススメです。)

 

 

ホワイトアッシュの注意点

メンズに限らず、ホワイトアッシュにするにはいくつか注意点もあります。
それがこちら。⬇︎

  • ケアブリーチを使う
  • 紫シャンプーを使い続けよう
  • 継続したい場合はこまめにリタッチを

簡単に見ていきます。

 

ケアブリーチを使う

ホワイトアッシュなどの「ホワイト系カラー」をする場合、ブリーチが数回必要な事は既にお伝えしてきました。

もちろんブリーチにはダメージがあります。
しかも、数回となるとそのダメージは大きくなりやすいです。
そんな場合は「ケアブリーチ」の使用をオススメしています。

僕がブリーチをする場合は基本的に「ケアブリーチ」を使用して染めさせて頂きます。
ケアブリーチを使用するかしないかでダメージの具合が全然違います。

 

 

紫シャンプーを使い続けよう

先ほども解説した紫シャンプーはブリーチしている人は必須です。
たまに色抜けしたからといって、使用をやめてしまう人がいますがこれは間違いです。

特に、ブリーチを2回以上している人は基本、毎日紫シャンプーの使用をオススメします。

 

 

継続したい場合はこまめにリタッチを

ホワイトアッシュを継続したい人もいるでしょう。
そんな人はブリーチのリタッチをこまめに(月1くらいで)することをオススメします。
その理由は頭皮の熱を使って効果的に染められるからです。

数ヶ月に1回ブリーチするより、こまめにブリーチリタッチした方が、ダメージを抑えながら継続が可能です。

こちらのブログもどうぞ。⬇︎
ブリーチ毛の根元は伸びてきたら毎回ブリーチするべき??

 

 

ホワイトアッシュ(ブリーチ)なしは不可能だけど「ブリーチあり」ならお任せください。

ホワイトアッシュ

最後に宣伝です。笑

今回は「メンズのホワイトアッシュはブリーチなしでは不可能」という話しでした。

ホワイトアッシュの中でも特にメンズのホワイトアッシュは得意中の得意です。
ホワイトアッシュにしてみたいメンズは是非僕にお任せください!!
こちら(インスタグラム)からご質問等もお待ちしてます。♡

LINEでのお問い合わせはこちらから。⬇︎

ホワイトアッシュについてはこちらのブログもどうぞ。⬇︎
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それではまた♡

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