オリーブベージュの「トーン」について知りたい人

・オリーブベージュは何トーンくらいが良い?
・何トーンあればオリーブベージュが入る?
・ブリーチなしでも可能?
オリーブベージュの「トーン」に詳しい美容師

このブログでは
・オリーブベージュは「染めるトーン」と「ベースのトーン」の差で全て決まる!?
・オリーブベージュなら「8トーン以下」「ベースは12トーン以上」がオススメ
・オリーブベージュは「ブリーチなし」でも可能?
これらについて解説します。
このブログはこんな人にオススメです。
- オリーブベージュの「トーン」について知りたい
- 何トーンあれば「オリーブベージュ」にできるか知りたい
- 「ブリーチなし」で染めれるかも知りたい
このブログを書いているのはこんな人

マキヤマといいます。
・オリーブベージュのヘアカラーが得意
・ヘアカラーの「トーン」について詳しい
・表参道で働くフリーランス美容師(歴は10年以上)
今回は「オリーブベージュ」と「トーン」の関係性について解説していきます。

「オリーブベージュの染め方」はもちろん「色持ち」についても紹介するので、これから染める人はもちろん、既にオリーブベージュの髪色に染めている人も必見です。
オリーブベージュは「染めるトーン」と「ベースのトーン」の差で決まる!?
「透明感」があって、オシャレな髪色「オリーブベージュ」

「オリーブベージュ」に染める場合には、超重要なポイントが2つあります。
早速ですが、それがこちらです。⬇︎
- 染めるトーン
- ベースのトーン

オリーブベージュに染める人にとって、この「2つのトーン」というのが非常に大切になりますので、1つずつ順番に解説していきます。
オリーブベージュは「何トーン」で染める?

まずは1つ目の「染めるトーン」について。
これは単純に「何トーンのオリーブベージュに染めるか?」という話です。

確かに、それは大切ですけど、何トーンくらいが良いとかあるんですか?

もちろん、どうしても「◯トーン」じゃなきゃダメというのはありませんが、オススメなのは「6〜8トーン」です。
これくらい。⬇︎

思っていたより暗いですね…。
「9トーン」や「10トーン」はNGなんですね…。

もちろん、NGではありません!
あくまでも「オススメは6〜8トーン」という感じです。

なるほど!
どうして、そのくらいのトーンがオススメなんですか?

その理由は3つあります。⬇︎
オリーブベージュは「8トーン以下」がおすすめな理由
- 透明感、くすみ感がMAX
- 色持ちが良い
- ブリーチなしでも可能?

「②色持ち(色落ち)」と「③ブリーチなし」については、後ほど詳しく解説するので、ここでは「① 透明感、くすみ感がMAX」という点について簡単に解説していきます。

確かに、最近よく「透明感」とか「くすみ感」って聞きますね!

そうなんです。
実は、あまり明るいトーン(9トーン以上くらい)だと、染めた時の「透明感」や「くすみ感」が出にくいです。(特にくすみ感)

ある程度、暗め(濃いめ)で染めた方が「くすみ感」が出やすいという事ですね!?

その通り!!
もちろんカラー剤の配合にもよりますが、少し濃いめ(暗め)のトーンで染めておいて、色落ちも楽しむというのが「ヘアカラー上級者」の楽しみ方です。笑

染めたてだけ楽しむのは「初心者の楽しみ方」なんですね!?笑

もちろん、タイミングによっては、明るめのトーンで染めたい場合もあって良いですが、基本的には「染めたては少しトーン低め(暗め)」がオススメです。
オリーブベージュ「トーン別」見え方の違い

オリーブベージュに染めるなら、ある程度暗め(トーン低め)が良いのは分かりましたが、実際どんな感じかイメージ湧きませんね…。

それでは、目安として「6トーン」「8トーン」「10トーン」の3つのオリーブベージュをご紹介します。
ただ、色の見え方は「髪質」や「オリーブベージュを入れる前の髪の状態(ベースの明るさ)」によっても前後するので、あくまでも参考程度にどうぞ!
「6トーン」オリーブベージュ
「8トーン」オリーブベージュ
「10トーン」オリーブベージュ

なるほど!
確かに、比較すると違いがありますね!

そうなんです!
ここまで解説していきたように、オススメは「8トーン(もしくは7トーン)」くらいです。
オリーブベージュは「12トーン以上」のベースが必要?

ここまでオリーブベージュに染める際の「トーンの話」をしてきましたが、初めにお伝えしたように、オリーブベージュに染めるポイントはもう1つありました。
それが「②ベースとのトーン差」です。

これは、どういう事ですか?

ここまでは、どれくらいのトーン(明るさ、濃さ)のオリーブベージュに染めるか?という事でしたが、それ以前に「ヘアカラーを入れる前の髪の明るさ(ベース)」は何トーンくらいの明るさが必要なのか?という事です。

なるほど!
で?
何トーンくらいが良いんですか??

また結論から言うと、ベース(カラーを入れる前の髪)の明るさは「12トーン」以上あるとキレイなオリーブベージュが入ります。
「12トーン」はこの画像の中段、右から2番目です。⬇︎

「明るめの茶髪」ですね!

はい!
ある程度ベースとカラーの「トーン差」が無いと「透明感のあるオリーブベージュ」にはならないので「12トーン以上」を目安にベースを明るくする様にしましょう。
オリーブベージュは「ブリーチなし」でも可能?

12トーン以上にすれば良いなら「ブリーチなし」でも可能ですか?

良い質問です!
またまた結論からお伝えすると「人(髪)によってはブリーチなしでもオリーブベージュに染める事は可能です。」
実際に、この髪色は「ブリーチなし」で染めています。⬇︎

「ブリーチなし」なのに、かなりキレイですね!

そうなんです!
僕の腕も褒めてください。(笑)
ただ、これまでに「黒染め」や「白髪染め」の履歴がある人は難しい場合もあるので、美容師さんとしっかり相談してください。
※表参道までご来店可能な人はページ下からLINEください。笑

ちなみに、ブリーチなしで「オリーブベージュ」に染めるには(ざっくり分けると)この2パターンで「ベース作り」が可能です。⬇︎
- 1番明るいカラー剤で「ダブルカラー」
- カラーを続けて、ベースを明るくしていく
ブリーチなしで「オリーブベージュ」に染める方法をもっと詳しく知りたい場合は、こちらのブログも併せてどうぞ。⬇︎
・【オリーブベージュ】は「ブリーチなし」でも可能「オススメは8トーン?」
オリーブベージュの「色落ちをキレイにする方法」
最後に、オリーブベージュの「色持ち(色落ち)」について少しだけ解説します。

確かに「オリーブベージュ」って色落ちが早そうなイメージです。

残念ながら(そのイメージの通り)色持ちが良い色ではありません。
とはいえ、いくつかのポイントをおさえれば、色落ちも楽しむ事が出来ます。
特に大切なのはこの辺りです。⬇︎
- 濃いめのトーンで染める
- カラーシャンプーを使う
- カラートリートメントを使う
- 色落ちの原因をとことん避ける

「①濃いめのトーンで染める」は、ここまでずっとお伝えしてきた内容ですので省略します。
オリーブベージュに染めるなら「②カラーシャンプー」「③カラートリートメント」は絶対にオススメです。(ブリーチありの場合は特に)

「オリーブベージュ」の髪色には何色のシャンプー、トリートメントが良いですか?

「カラーの配合」と「髪のベース」にもよりますが「紫、シルバー、アッシュ」あたりが良いかと思います。
僕の個人的なオススメはこの辺り。⬇︎

もちろん、これ以外でも良いですが、いずれにせよ「カラーシャンプー&トリートメント」の使用は必須です。

最後の「④色落ちの原因を避ける」というのは?

例えば「温泉」とか「プール」「海水」あたりには要注意です。
オリーブベージュの色落ちについては、こちらでも詳しく解説しています。⬇︎
・【オリーブ】の髪色は「暗め」がオススメな「3つの理由」色落ちも解説
「トーン」も意識して「オリーブベージュ」を楽しもう
今回は「オリーブベージュ」と「トーン」について解説してきました。

ご紹介したように、オススメは「8トーン以下」ですが、それ以上がダメという事ではなく「自分が、どれくらいのトーンを選択しているのか?」という理解が重要です。

せっかく「オリーブベージュ」に染めるなら、その辺りも理解して楽しめると最高ですね。

その通り!
それが分かって頂けた所で、最後に少しだけ宣伝です。笑
髪色をオリーブベージュに染めたい人で、表参道までご来店可能な人はこちらからLINEください。⬇︎

最後の最後に失礼しました。笑
失礼ついでに「Instagram」のフォローもお願いします。笑

めっちゃ宣伝。笑

大変失礼しました。笑
いずれにせよ、このブログを読んでくれたあなたの髪色がキレイな「オリーブベージュ」になる事を願っております。
こちらのブログもオススメです。⬇︎
・【オリーブベージュ】が似合う人は?「イエベ?ショート?ボブ?」

・【オリーブベージュ(明るめ)】はブリーチが必要?「色落ちも解説」

・【市販】オリーブベージュの市販はオススメしない?「レシピは?」


それではまた!
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